敏感肌 乾燥肌

敏感肌と乾燥肌の違い

冬は健康な人にとってもお肌の荒れや傷みが気になる季節です。お肌にトラブルを抱えている方にとっての苦労は、想像に難くありません。冬によく聞かれるキーワードに「乾燥肌」というものがあります。もうひとつ、肌の不調を示すキーワードに「敏感肌」というものもあり、どちらも冬は乾燥しやすい季節ということと関連が深そうなイメージを持たれるでしょう。

 

では、この2つのキーワード「敏感肌」と「乾燥肌」の違いとは何でしょうか?敏感肌とは、お肌を守るバリアである表皮層が乾燥を含む何らかの原因により荒れてしまい、本来はそこで止まるはずの刺激が皮膚の奥まで直接伝わってしまう状態を総称する呼び方です。

 

ですから、「敏感肌」はこういう原因とこういう症状で、と明確に決まっているわけではなく、表皮が荒れたために水や化粧水や紫外線などの刺激に弱い状態の肌を大まかに分類してこう呼んでいるわけです。

 

敏感肌の症状もさまざまで、上で挙げたように水や化粧水がしみたり、すぐにかゆみが出たり、赤くなってしまったり、アトピーのようにかぶれたり、ニキビや吹き出物がすぐ出来てしまったり、などがあります。一方の乾燥肌ですが、状態としては敏感肌よりも明確です。皮膚の表面にある角質層にある水分量が不足して、皮膚が乾燥した状態のことを指します

 

。角質層にある細胞間には皮脂や細胞間脂質によって水分が閉じ込められており、それが角質層の柔軟性を保つために役立っています。水分を閉じ込めておく力の事を「保水力」と呼ぶのですが、保水力が低下して、その水分が減ってしまうと角質層の柔軟性が失われます。

 

角質層はターンオーバーで一定周期で生まれ変わりますが、それも順調に行かなくなり、角質層の荒れ補修が間に合わなくなるような状態が乾燥肌です。敏感肌も乾燥肌も、その原因のひとつに乾燥があり、冬の空気が乾燥しているから冬と関連が深いというわけです。乾燥肌や敏感肌を治すには、保水力を取り戻すことが大事です。

 

これにはセラミドやワセリンが配合されている保湿用の製品を使います。敏感肌用化粧品などがありますが、これは「付けても問題が起きにくい」という程度であって、症状改善に役立つわけではないので注意が必要です。さらに敏感肌の場合は外的な刺激を避ける必要があります。紫外線も敏感肌にとっては天敵ですので極力避けるようにします。強力なクレンジング剤が必要な化粧品も避けた方がよいでしょう。


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